アートと障害のアーカイブ・京都

濱中 徹

HAMANAKA Toru

1948年生, 京都府宇治市在住
絵画
自宅にて制作

プロフィール

濱中徹は19歳の頃に絵を描き始めて以来、独学で自分の世界観を描き続けてきました。

彼の絵には、鉱石でできたラジオに耳を傾ける蛙や、機械式時計の虫、オリジナル機能をもつカメラなどが登場し、一枚一枚の絵の中でさまざまな物語が展開されます。それらの作品は濱中独自の手法によって制作されています。定規やコンパスを使用しながら描かれた下絵を一度トレーシングペーパーに写し、その裏に鉛筆の粉を付けて表からなぞって本番用の紙に線を転写します。その線を今度は定規類を使用せずに描き起こすという工程を経ることで、均一で繊細な線を実現しています。
また、濱中のこの世界を見つめる繊細な観察眼も彼の制作にとって欠かすことはできません。彼自身が「道端で立ち止まって、いろんなものを観察するのが好き。12月でも、探せば3つは春の花が見つかる。」と語るように、あえて道の途中で立ち止まり、いつのまにか既知のものとして認識してしまいがちなこの世界を注意深く観察することから彼の描く絵は生まれています。

出展歴

2018
共生の芸術祭「Hello World」(イオンモール京都桂川)
道ばたで見つけた ちいさないきもの(art space co-jin)

前後の作品
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