独特の色面分割と配色によって、迫力ある絵を生み出す後藤実さん。その絵が生み出される背景を探るべく、インタビューを行った。彼が通うNPO法人スウィングの木ノ戸昌幸さんにインタビュアーを依頼し、絵を描き始めたきっかけから画材の変化、裏面への書き込み、タイトルの決め方などいろいろと話をしてもらった。絵の画面のみでは分からなかった後藤さんの人柄や絵に対するこだわりが見えてくる。
出演:後藤実、木ノ戸昌幸(NPO法人スウィング理事長)
場所:NPO法人スウィング
撮影日:2020/11/25
撮影:舩戸彩子(アートと障害のアーカイブ・京都)
編集:今村遼佑(アートと障害のアーカイブ・京都)
Profile
作家プロフィール
TK TK
2013年、あるワークショップへの参加をきっかけに絵を描きはじめる。人柄は寡黙、誠実、真面目。その人柄を表すような忠実な写実を画風とするが、モチーフを描ききれない時には紙の裏側にまで回り込んで続きを描く真面目さは、もはや一周回って型破り。やはり型にはまらない鮮やかな色遣いも美しい。