HIROKAWA Terufumi

Born in 1965 | 立体

Profile

廣川の暮らすグループホームの自室には、大量のダンボール箱が高く積まれている。それらは「箱」と呼ばれ、行きつけのスーパーでもらったダンボールを組み立て、内側と外側から何重にもガムテープを巻きつけて梱包されたものである。「箱」の制作は自室に鍵をかけ見せず語らずで進められるため何が入っているかは明確にはわからない。中身は空のようなものもあれば、ふると音がするもの、ずっしりと重いものもある。
「箱」は1日1個ほどのペースで作られ、日々増え続けていく。いっときは寝返りが打てないほど「箱」に埋め尽くされたこともあり、減らすようにスタッフが説得したところ、廣川は「命よりも大事なもの」である旨を伝えてきた。以来、廣川の意思を尊重しながら共存の道を探っている。
一方で廣川は手が空いた時には、ちょっとした場所でも日記を書いている。絵は描かず、同じ日の内容をひたすら繰り返し書く。多い時には数百回以上も繰り返し綴られていることも。冊をまたいで継続される日や、1冊がわずか2日で終わっていることもある。

Exhibitions

2022
「アール・ブリュット‐日本人と自然- BEYOND」 ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
2021
「co-jin collection 6ix Nikki」 art space co-jin
2020
共生の芸術祭「距離のみちのり」 京都文化博物館 別館ホール / 市民交流プラザふくちやま 市民交流スペース
(2022年6月時点)

Artist Collections

Appreciate more works